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BtoBのECサイトの特徴とは?システムの構築方法と選ぶときのポイント

ストーリー

Cafe24  
ショップ運営ノウハウㆍ運営BtoBのECサイトの特徴とは?システムの構築方法と選ぶときのポイント2021-06-18
  • ショップ運営ノウハウㆍ運営BtoBのECサイトの特徴とは?システムの構築方法と選ぶときのポイント2021-06-18
  • BtoB-ECサイトの基礎知識や、サイトの構築方法、システムを選ぶポイントを解説します。
  • BtoBのECサイトの特徴とは?システムの構築方法と選ぶときのポイント

企業間で取引を行うBtoBビジネス。近年は多くの企業で働き方改革が実施されており、業務効率化の施策の一環としてEC化率が高まりつつあります。市場規模は拡大する傾向にあるため、自社に最適なBtoB-ECサイトを構築して売上向上につなげましょう。

ここでは、BtoB-ECサイトの基礎知識や、サイトの構築方法、システムを選ぶポイントを解説します。Webサイトの構築を検討する際は、ぜひ参考にしてみてください。

| BtoBのECサイトに関する基礎知識

法人が取引先となる「BtoB」のビジネス。ECサイトを構築するなら、消費者がターゲットとなる「CtoC」との違いを理解しておくことが大切です。ここでは、BtoBのECサイトに関する基礎知識をご紹介します。

●BtoBにおけるECの現状

経済産業省の調査によると、2019年におけるBtoB-ECの市場規模は352兆9620億円でした。2018年の344兆2300億円と比較すると、BtoBビジネスにおけるEC化率が年々高まっている状況が伺えます。この背景として挙げられるのは、働き方改革によって多くの企業で業務効率化やインフラの整備が求められていることです。さらには、システム技術の向上や普及も、要因として考えられています。

そんなBtoBビジネスには、BtoCビジネスとは異なる特徴があります。たとえば、「EDI」というシステムが導入される点です。EDIには「電子データ交換」という意味があり、人を介さずに標準化された規約に基づき、自動で取り引きされるシステムのことを指します。EDIの導入企業同士は、インターネットや専用の回線を用いて、受発注業務をシステム化して効率的に行えます。専用の受発注システムがあれば、電話・FAX・メールなどによる企業間取引は必要ありません。従来のISDN回線は2024年で終了予定のため、古い回線を利用している場合に他システムへの移行を検討する企業が多い状況です。

また、BtoBビジネスは、独自の商習慣や業務フローによって運営されている傾向にあります。企業同士が得意先となるクローズドな取引であることから、業務が属人化しやすい点が影響していると考えられています。このような事情から、ECサイトの仕様が最新化されておらず、使い勝手の悪さをはじめとした課題を抱えている企業も少なくありません。BtoB-ECのサイト構築へ向けて、業界の現状を把握しておきましょう。

【出典】 「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」(経済産業省)p.8

●BtoBのECサイトの種類

BtoBビジネスにおけるECサイトには、主に以下の3つの種類があります。

・ショッピングモール型

ショッピングモール型では、ECモール内に各企業のページが設けられていて、法人向けのアイテムが販売されています。商品数が多く、担当者の希望に合うアイテムを見つけやすいのがメリットです。

・インターネット通販型

ネット通販型は、法人向けのアイテムを多数取り揃えている通販サイトのことです。異なるメーカーのアイテムが幅広く取り扱われています。なかには法人だけでなく、個人利用が可能なサービスも存在します。

・自社サイト型

自社サイト型は、自社の商品やサービスの販売に特化しているのが特徴です。さらには、特定の企業のみがログインできる「クローズド型」と、主に中小企業や取引額が少ない顧客向けの「スモールB型」という種類に大別されます。前述のEDIシステムは、クローズド型の一種です。一方でスモールB型のECサイトは、通常のBtoC-ECサイトと同様の形式で、日本全国の企業を対象に運営されます。

| BtoBのECサイトを構築する方法

BtoBのECサイトを構築する方法には、「ASP」「ECパッケージ」「クラウドEC」「フルスクラッチ」「オープンソース」などが挙げられます。ここでは、それぞれのタイプの特徴を解説していきます。

●ASP

ASPとは、「Application Service Provider」の略称です。サービス提供会社がシステムのアップデートを行うため、ECサイトが常に最新の状態に保たれるというメリットがあります。なかには初期費用が無料のサービスもあり、コスト削減も期待できるでしょう。これまでは、企業ごとにカスタマイズがしにくい点がデメリットとされてきましたが、近年では細やかな注文に対応できるASPも登場しています。

●ECパッケージ

ECパッケージは、詳細なカスタマイズが可能なECシステムのことです。デザインや機能の選択肢が多いため、自社独自のECサイト構築を実現しやすいというメリットがあります。大規模なECサイトで利用される傾向にあります。一方で、ECパッケージのデメリットは、導入後に年々システムが古くなっていくことです。また、他の構築方法と比べて費用が割高であるといえます。

●クラウドEC

クラウドECとは、インターネット上で構築できる、クラウド型のECサイトを指します。サービス提供会社がECプラットフォームを提供する仕組みのため、自動でECサイトのアップデートが可能です。システムを最新の状態に保ちつつ運営ができます。ほかにも、基幹システムや外部システムとの自動連携が可能であり、利便性の高さが特徴です。ただし、ECサイトのメンテナンスは自社で行えません。

●フルスクラッチ

フルスクラッチは、ECサイトを一から構築する方法です。自社専用のECサイトとして、デザインや機能を独自にカスタマイズできます。BtoB-ECでは、顧客に応じて独自のフローを導入するケースが多いため、自由度の高いフルスクラッチとの相性が良いといわれます。一方で、ECサイトの構築にかかる予算が高額になりやすく、完成までに多くの期間を要するのがデメリットです。

●オープンソース

オープンソースは、一般公開されているソースコードを用いてECサイトを構築する方法です。プログラミングの技術があれば無料でECサイトを構築でき、機能の拡張や他システムとの連動といったカスタマイズができます。ただし、ベンダーによるサポートは受けられません。また、プログラミングのスキルによっては、難易度の高いカスタマイズを社内で行うのが難しい場合があります。

| BtoBのECサイトのシステムを選ぶポイント

BtoBのECサイトを構築するなら、どんなシステムを選ぶべきでしょうか。ここでは、整合性・機能・費用という3つのポイントから、BtoB-ECサイトのシステムの選び方を解説します。

●既存の基幹システムとの整合性

まずは、導入予定のECサイトのシステムが、既存の基幹システムと整合性があるかご確認ください。基幹システムは、自社の業務内容や商習慣に合わせたシステムを導入しているパターンが多いといえます。新システムを導入するなら、基幹システムと連動できるかどうかを重視して判断しましょう。

●機能

ECサイトでは、ユーザーが快適に購入でき、スムーズに受発注できることが大切です。ECサイトに求める機能が備わっているか、事前にチェックしておきましょう。たとえば、売上アップにつながる顧客管理の機能はあるか、決済方法の選択肢は多いか、問い合わせフォームは使いやすいかをご確認ください。

●費用

ECサイト構築にかかる費用は、構築方法ごとに価格相場が異なります。予算内でECサイトの構築が可能か、費用面も押さえておきましょう。システムによっては無料で構築できるケースもあれば、数十万~数百万円のコストが発生するケースもあるため、予算に応じて検討します。

| 自社に最適なBtoB-ECサイト構築を目指しましょう

BtoB-ECサイトの基礎知識や、サイトの構築方法、システムを選ぶポイントをご紹介しました。BtoB-ECビジネスの市場規模は拡大する傾向にありますが、現状では多くの企業がECサイト構築で課題を抱えています。自社に最適なECサイトを構築して、BtoBビジネスに活用しましょう。なお、ECサイトの構築には、基本無料で無期限にお使いいただける、「Cafe24」のサービスがおすすめです。最短5分で簡単にサイトを構築できる、便利なECプラットフォームをぜひご利用ください。

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